大腸菌他各種宿主 組換え蛋白質製造
メディリッジでは、non-GMPからGMPまで、大腸菌・酵母・バキュロ・哺乳動物細胞など様々な宿主に対応した組換え蛋白質製造(培養・精製) を実施しています。
研究用途から製造原料・治験薬製造までお客様のニーズに合った製造をします。製造用途では、GILSP対応、細胞バンクの作製、細胞バンクの安全性試験なども実施することができます。
スケールアップはメディリッジに是非ご相談ください。
対応可能な宿主
大腸菌・酵母、バキュロ、哺乳動物細胞(一過性発現、安定発現株の培養)
日本国内にて、小・中規模(2.5 L~50 L)スケールから大規模スケール(500 L~)までの
タンパク質生産を実施します。
GMP準拠の製造も可能です。
大腸菌・酵母によるタンパク質の生産(培養・精製)
日本国内で、GMP製造が可能です。
5 Lジャーファーメンター(2.5~3 L仕込み)
20 Lジャーファーメンター(10~13 L仕込み)
90 Lタンク
500 L以上のタンク
IPTG誘導時に温度を下げるなど、温度制御が可能です。
バキュロ(Sf9、Sf21、Hi5細胞)、哺乳動物細胞(293細胞、CHO細胞)
non-GMP製造および治験薬GMP製造は、国内で実施します。
cGMP製造は、米国または台湾で実施します。
保有設備(国内)
5 Lジャーファーメンター(2.5~3.5 L仕込み)
20 Lジャーファーメンター(10~14 L仕込み)
ローラーボトル フラスコ培養
WAVE培養
などの対応が可能です
受託の流れ
※納期は、製造規模・条件により変わります
お問合せ
情報提供(必要であれば秘密保持契約を締結します)
組換え安全委員会での承認
原材料の受入れ
製造
哺乳動物細胞の発現例
社内での検討 ジャーファーメンター培養で293細胞の一過性発現をした一例
ジャーファーメンター培養した293細胞にβ-gal発現プラスミドをトランスフェクションし、72時間後にX-gal染色したもの。 大部分の細胞が青色に染まっていることが確認できる。
昆虫細胞(Sf9)バキュロウィルス系での一例
社内での検討 ジャーファーメンター培養によるSf9細胞を用いたバキュロウィルスの感染実験
ジャーファーメンター培養したSf9細胞に、野生型バキュロウイルスを感染させたもの。
細胞内にポリヘドリンタンパクの結晶が確認できる。
受託金額や技術的なお問合せは、お気軽にご連絡ください。
組換えタンパク質の精製
各種培養方法により得られた培養上清または細胞から、組換えタンパク質を精製します。
培養上清(分泌タンパク質)の場合
フォローファイバー、限外ろ過などによる濃縮工程
アフィニティー精製
His-tag、HA-tag、Fc-tag、GST-tag、FLAG-tagなどに対応した担体でアフィニティー精製を実施します
イオン交換精製
目的物に応じて陰イオン交換精製、陽イオン交換精製を実施します。
ゲル濾過精製
発現タンパク質を分子量の違いで精製する方法です。
通常は、アフィニティ精製やイオン交換精製の後に、追加して実施することが多いです。
菌体内または細胞内の発現の場合
菌体破砕また細胞抽出液(ライセート)を得てから、遠心等で菌体または細胞成分を除去し、その後精製工程へと進みます。
その他
tagの除去なども実施できますが、条件検討が必要です。
目的タンパク質によっては、tagの除去中に分解してしまうこともあります。
組換え大腸菌・酵母 バンク作製
GMP準拠
製造用のマスターセルバンク(MCB)/ワーキングセルバンク(WCB)の作製も実施します。
大量培養、遺伝子配列の確認、無菌試験、純度試験、増殖試験等の価格については、プロトコルや使用機材等によって異なります。
お気軽にお問い合わせください。
アデノ随伴ウイルス製造受託
お問合せ下さい。
CRO業務
CMO業務
研究・製造支援受託サービス
NEWS

◆コンサルティング
診断薬・研究用試薬の研究開発および薬事申請等のコンサルティングを致します。バイオ医薬品開発および製造等に関するコンサルティングを行います。