バイオ産業は台湾の国策
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バイオ産業は台湾の国策

2016年01月18日(月)12:08 PM

 年末年始と暖かい日が続いていましたが、ここ1週間は冬らしい気温になり、1月18日の朝の東京は、一面の銀世界でした。 交通機関は大混乱でしたが、東京に雪が積もると、もうすぐ春だなぁと思います。 

 今日の東京は、気持ちの良い晴天です。

 話しは変わりますが、海の向こうの台湾では、総統選が終わり、8年振りに政権交代が実現して、5月には初の女性総統が誕生します。

 女性総統の蔡英文さんは、バイオ産業を三大政策の目玉として、5大主要産業のひとつに数えています。 台湾のバイオ産業の育成は、かなりシステマチックで、高学歴の人財の受け皿になっており、成長が著しい分野です。 台湾の高学歴人財は、欧米で博士号を取得している人も多く、英語が堪能です。

 バイオ産業は、私達の業界で身近な医薬の分野だけでなく、生活に関係している所では、アグリカルチャーの分野があります。お祝いに送ることが多い高級な鉢植えの胡蝶蘭の苗は、実は台湾で培養され、培養した株を日本で栽培して管理され、花屋さんの店頭に並びます。

 医薬の分野では、日本ではメガファーマが存在して医薬の分野を牽引していますが、周辺ビジネスのバイオ産業は、つい最近まで基礎研究の分野に向いており、バイオ医薬関連のレギュレーションに関連するアウトソーシングにおいては、取組みが欧米よりも20年、台湾と比べても7〜8年は遅れているのが現状です。

 医療機器もまだ輸入超過の産業ですし、バイオ医薬品関連のGMP製造やGLP試験の受け皿については、ごく僅かしかなく、GLP試験については欧米に頼むしか無い状況でした。

 特にウィルスクリアラランス試験については欧米の施設まで出向いて実施するのが通常でした。

 私は、ふとしたきっかけで2年半くらい前に台湾のDCBの事を知り、2年前に施設見学に行き、しっかりした施設と体制が確立されている事が分かりました。 その半年後にメディリッジ(当社)でのサービス開始を前提に再度訪問して、今度はバイオ医薬品の安全性の担当者達と打合せを実施して、一人一人の知識の深さや前向きさを実感して、日本でバイオ医薬品関連の安全性試験全般の窓口として総代理店になることに決めて現在に至ります。

 そのような経緯で、メディリッジではバイオ医薬品の安全性試験のサービスを日本国内に向けて開始して1年半ですが、昨年から今年にかけては、遺伝子治療薬の臨床治験検体の測定系の構築とGLP試験の実施、ウィルスクリアランス試験2件を実施させて頂き、徐々に実績が出て参りました。 ご依頼頂いたお客様の評判は良好です。

 ウィルスクリアランス試験は、製造工程のミニチュア版を準備してそこにモデルウィルスをスパイクして、ウィルスの除去能(主にフィルターやカラム)や不活化能(温度やPH、化学的な不活化など)をみる試験です。 日本国内ですべてを実施できれば良いのですが、日本国内でできる所が少ないので、実施施設が不足しているのが現状です。距離的に近い台湾は日本のお客様にとって非常に便利です。 対応もフレキシブルで、P2設備も整っており、ウィルスクリアランス試験の受託金額も人件費が安い(日本の60~70%)のと、国策として力を入れていて政府が設備投資にお金を出している関係もあり、比較的安価での提供が可能です。勿論、前述のようにレベルも比較的高いです。メディリッジでも自信をもってサービスを実施させて頂くことができます。

 メディリッジでは、バイオ医薬品、遺伝子治療、再生医療などを実施する臨床の先生方や医薬品のメーカー様のお役に立てるように、私もお客様と一緒に勉強させて頂きながら研究から臨床へと橋渡し役ができますように精進をして参りたいと思います。 基礎研究から開発研究の早い段階でご相談頂ければ、アドバイスをさせて頂けることもあるかと思いますので、お気軽ご相談ください。

 

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写真は、マスターセルバンクのイメージです。
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